沖縄県立博物館・美術館と縄文文化展

沖縄県立博物館・美術館にて2018/11/22~2019/1/20 開催された火焔型土器のシンボリズムとヒスイの道展に立ち寄った。博物館は歴史館と言った印象、常設展示品の質は高くないと思う。

新海誠展も開催していたが、興味がないので別途料金支払ってまで鑑賞する気になれず。

旧石器時代ではすでに新潟からヒスイが沖縄に運ばれていたらしい、という事で沖縄で縄文文化展が開催されていた。都内と比べれば人が少なくてゆっくり鑑賞できた。

火焔型土器が多く展示されていた。火焔型土器の特徴として、炎を表現したようなデザイン。炎⇒王冠に見えなくも無い、紐を通すような穴も有って実用性もデザインにあるような気もする。純粋な実用性から芸術性(祭祀)を追求し始めた事を感じとれる。ただ、純粋な芸術性なら実用性が無い土器もあるので、実用的な物にも芸術性を追求する余裕・価値が出来たのだと思う。

縄のように丸めた粘度を表面にのせて焼いていると聞いた事がある。なので、一般的な縄文土器(縄を巻いて模様を付ける)とは異なっている点も興味深い。

なぜかパプアニューギニアの土偶も展示されていた。デザイン嗜好はだいぶ違うが、共通性を感じ取ることが出来る。

高徳の木彫り看板が存在感が強くて印象に残った