4031片倉コープアグリ 2020年3月期中間決算

中間の成績は優秀、増収増益と売上と営業利益は伸びているが、最終的には減益予想としている。下期で採算性が悪化すると見ているようだ。配当性向50%宣言、昨年度50円から40円に下がる予定。

営業利益は高水準維持をしそうなので、海外展開の方向性は良いと思う。少なくとも財務数字は良い方向に向かっていると読み取れる。中期計画2020年度の目標が利益14億円、これは今年度予想8億の約2倍。中計達成は難しいのでは?売上高営業利益率が3-4% とかなり低いので、脆弱なのが弱い。JAが20%の大株主なので、国内はそこそこ確保できる安定性はあると思う。ROE経営を掲げている中で、BPSは2000円近くあって低ROE。

売上減、利益減、株主資本減の京都きものと同パターンの可能性もあるが、海外展開や農業(食料)はテーマ性があると思うし、BtoBなので簡単にはそうならないと考える。

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